2010年1月25日月曜日

ワニガメの食事場面




天王寺動物園では動物のありのままの姿を見せる生態展示が人気を呼んでいます。水中を泳ぐカバや透明ガラスの目の前にいるライオンなどが見られます。中でも爬虫類館アイファー内のワニガメの食事場面は迫力があります。毎日職員が見せ場としてえさを与えるのですが、100㎏を超すカメが魚を丸呑みするどう猛さは野生本能を垣間見せてくれます。

2010年1月24日日曜日

一輪のタンポポ


大寒を過ぎても温かい日が続くこの頃。その陽気に誘われて城北公園を散策していたら、一輪だけタンポポが咲いていました。その可憐さの中にたくましさを覚え、しばし見とれるも摘む気にはなれませんでした。春の息吹が観じられるこの頃、一足早く希望を与えてくれたこの花。きっと根を広げ大輪を咲かせてくれるでしょう。花言葉は飾り気のなさ。

2010年1月20日水曜日

あみだ池伝説


西区北堀江の和光寺に了海和尚の伝承があります。了海は他宗教を批判しましたが、一方で飢饉に施米の慈善事業を施した僧として語り継がれています。1月号のなにわ人物誌に了海の記事がありますのでこのカリスマ僧の生き様をご覧下さい。なお、寺内のあみだ池から善光寺和尚が阿弥陀如来を持ち帰ったことから和光寺は善光寺と関わりがあるようです。

2010年1月16日土曜日

天保山から望むUSJ


船の航行の目印となる澪標(杭)は、難波の代名詞ともなっています。ここ天保山には川と海の境である「一之州」を一番として、そこから川上に向かって十本の澪標が建っていました。その一番の澪標は、上部の形から「鯖の尾」と呼ばれ、難波第一の景観と親しまれたそうです。今、天保山を代表する景観は遊覧船とUSJを望む場面かも知れません。

2010年1月8日金曜日

大阪城の日本庭園


大阪城の南側に日本庭園があります。ここを散策する人は少ないですが、池に映った城が対称的で美しい姿を見せてくれます。庭園は昭和6年、城の復興時に東にあった紀州御殿を整備したものです。なお、天守閣周辺は役目を終えた重厚な市立博物館や城内の米蔵、石垣に使われなかった残念石などがあり、視点を変えた城めぐりもおすすめです。