2011年12月29日木曜日

年末年始も盛況のグランド花月



なんばグランド花月は今年で興行90周年だそうです。今日も飽きさせない演出で、年末年始の大阪観光に訪れた方々に、池乃めだかや間寛平のマスコットで人気を博していました。
今年は暗い世相を映しましたが、お笑いは明日の活力になるのか衰えを知りません。若い芸人も台頭してきて、来月6日と13日は19時から新喜劇や漫才が楽しめるようです。

2011年12月26日月曜日

レトロな南海浜寺駅



改装される駅舎が多い中、つい足を止めて見入ってしまう駅の一つに南海浜寺駅があります。設計は明治40年の6月。東京駅を手掛けた辰野金吾氏によるものです。ギリシャのエンタシスを彷彿させる支柱は他の駅では見られず、鉄道ファンに人気です。待合室に浜寺の風景を掲げたギャラリーを併設し、鉄道利用以外でも憩いの場となっています。なお、駅舎は私鉄初の国の登録文化財です。



2011年12月24日土曜日

阪堺電車でクリスマス



今年で阪堺電車開通100周年。乗車を値下げして、大阪観光に努力してくれています。
今の時期は、貸し切りで忘年会等を受け付けて、より一般に親しまれています。今日は、12月1日に導入のレトロな車両でクリスマスが催されました。乗車客がサンタに扮して、行き交う人は珍しいそうに眺めていました。明日の朝日新聞で紹介されます。ご一読を。



2011年11月27日日曜日

赤煉瓦倉庫群




港区海岸通りに、1923年住友倉庫により建てられた赤煉瓦の港湾倉庫があります。空襲にも焼け残った珍しい建造物です。かつては大阪港の物流を支えた拠点も今は雑草が生え、栄華盛衰を感じさせます。現在、耐震上の問題で閉鎖していますが、10月には広場でコンサートが催されました。隣接する運河に港大橋が架かり、夕景の落日は一見に値します。



2011年11月24日木曜日

おばあちゃんの折り鶴



見事な折り鶴でしょう。兜、袴もあります。これは、近所のデイサービスを利用するおばあちゃんからもらったものです。本人は、ぼけ防止に折っていると言われますが、新たに入所されるお年寄りの方々への挨拶代わりと皆の健康を願っての特別なものなのです。この施設内には、この方の様々な折り紙が飾られ、お年寄りの屈託のない笑顔が耐えません。



2011年11月22日火曜日

懸垂の練習



今年の職場での忘年会の催しに、懸垂大会があります。これは、運動を継続することで体調管理をしようとの試みからです。チーム競争で、一人10回がノルマです。私は、今4回が精一杯です。2ヶ月前までは1回しか出来なかったですが、毎朝やると体力が回復するのが分かります。手はマメだらけですが、緩んだたがを締めなおすには絶好の機会です。

2011年10月23日日曜日

芦原橋の道の駅



JR芦原橋駅より東へなにわ筋に面する所に「芦原橋道の駅」があります。国土交通省管轄ではなく、果物屋さんが経営しています。“楽しい買い得日本一”を掲げるように、新鮮な果物を安く大量に買うことが出来ます。例えばグレープフルーツ一盛り(5個)、バナナ1房100円など。他、有機栽培野菜も売られ、口コミで繁昌の本物志向のお店です。



2011年10月22日土曜日

ラクダのラフちゃん 仙台へ引越



天王寺動物園の新たな人気もの、ふたこぶラクダのラフちゃんは生後1年7ヶ月が経ち、親と同じくらいに大きくなりました。今日は、あさってに迫った仙台の動物園への引越前に、長瀬園長より最後の挨拶が行われました。仲良くなった天王寺小学校の児童たちとのお別れにとまどいがあったようですが、きっと仙台でも子供たちに希望を与えるでしょう。



2011年10月13日木曜日

流木の中に見る動物たちの表情



大阪中央図書館で、天王寺動物園飼育係早川篤さんの、子供たちに自然に興味を持ってもらう「流木と石の動物たち」展が開催中です。海岸に流れ着いた流木を組み合わせ、ラクダやカメレオン、コアラ等を表現した作品です。作者は、流木の表情に動物の姿を見ると語り、彼らが漂流してきた海を二度と汚さないでとの願いを子供たちに語りかけています。



2011年9月30日金曜日

丈夫な歯は健康体の第一歩



中央図書館で、小学生による歯の衛生標語とイラスト展が開かれています。啓発標語は「歯と心 磨いて輝く自分自身」です。丈夫な体作りに、美味しく食べることを基本とする考えで、71枚のイラストから小学生の健康への高さが伺えます。歯は一番目の消化器でもあり、白い歯での笑顔は好印象がもたれます。80歳まで20本の歯の維持に頑張りましょう。



2011年9月24日土曜日

泳いだ後に美味しい韓国料理




港区に事務所を移してから1年が経ちました。ここ弁天町界隈は、前の南船場に比べて安価な料理店が多いので助かっています。ところで私は水泳が好きでたまに朝潮橋の大阪プールで泳ぐのですが、後で天保山の韓国料理「とらじ」で食事するのが楽しみの一つです。特に、韓国のママが作ったアサリ鍋定食は鶴橋に負けない美味しさ。ささやかな贅沢です。



2011年9月23日金曜日

自転車の楽しさを知る自転車会館



今、自転車が注目されていますが、自転車好きにお知らせしたいのが堺市は神明町の自転車会館です。足でこぐドライジネから競輪タイプの自転車展示の他、平成天皇の若い頃のサイクリング姿の写真も紹介され、身近な乗り物「自転車」の見方が変わるかも。自転車は乗れば、健康増進とお金の節約になります。一石二鳥の自転車を見直してみては。

2011年9月22日木曜日

堺名物 ちく満の温そば



元禄8年(1695年)創業のそば屋が堺の宿院にあります。食事のメニューはせいろそばという温かいそばのみ。始めは珍しがっていきましたが、腰のない柔らかいそばの虜になり、堺に行ったときはほとんど立ち寄っています。嚼むより香りを楽しんでのどごしで味わう感じです。300年以上もこれ一本で勝負する商いは他には無いでしょう。



2011年9月21日水曜日

与謝野晶子の生家跡



堺市出身の歌人、与謝野晶子の生家は阪堺電車花田口近くにあります。晶子は菓子商の三女に生まれ、幼い頃から源氏物語などの古典に親しみました。17歳から歌を詠み始め、与謝野鉄幹のもとへ上京するまで、青春時代を堺で過ごしました。碑にある「海こひし潮の遠鳴りかぞへつつ少女となりし父母の家」は、雑誌「明星」にはじめて発表した歌です。



2011年8月26日金曜日

木村蒹葭堂(けんかどう)邸宅跡



木村蒹葭堂は、大阪が生んだ最も著名な文人であり、町人学者です。酒造業を営むかたわら、本草学を小野嵐山に師事し、「一考纂考」「本草綱目解」などを著しました。また、書画・博物学の標本の収集家としても知られ、彼のもとにはその博識に触れんと、文人や画家、学者の訪問が絶えず、邸宅は交流サロンとなっていました。




2011年8月25日木曜日

8月25日はインスタントラーメン誕生の日



世界初のインスタントラーメン「チキンラーメン」が誕生したのは、53年前の今日でした。日清(株)の安藤百福社長が戦後の飢餓状態を目にし、「衣食住といっても、食がなければ衣も住も芸術も文化もあったものではない」と痛感し、自宅の研究室で約1年間の試行錯誤の末、開発したのです。今や、即席麺は世界で年間915億食食べられているそうです。




2011年8月24日水曜日

行く夏を惜しむ地蔵盆



夏が過ぎ秋の気配が漂う8月後半、各地で地蔵盆が開かれています。この慣習は主に関西に定着し、地獄の鬼から子供を救い、健やかに育つようにとの願いがあるそうです。ここ港区磯路では、水子供養で知られる日輪寺で行われました。主役の子供は振る舞いのお菓子を頬張り、金魚すくい、射的に夢中でした。やはり子供の笑顔は地域の和をつぐみます。




2011年7月27日水曜日

日吉橋の道頓堀川水門



大阪は八百八橋と言われるほど多くの橋が架かっています。ここはその一つ、浪速区幸町を流れる道頓堀川に架かる日吉橋の水門です。上げ潮と下げ潮の潮位を利用して道頓堀川への水の出入りを調節し、寝屋川の汚水を大川に流し、道頓堀川を浄化する役目があります。なにわ探検クルーズの環状線コースの乗船で、この水門を間近に見ることができます。



2011年7月25日月曜日

きれいな林崎松江海水浴場



日頃の運動不足解消の為、4年ぶりに明石は林崎松江海水浴場に行きました。この付近は須磨が有名ですが、松江は規模は小さいものの水質では神戸、明石界隈では最も美しいと言われています。遠浅で波が穏やかなので家族連れが多く、水中メガネを付けて魚を追う楽しさがここにはあります。岩場の生物も多様で、童心に帰れるきれいな海水浴場です。

2011年7月23日土曜日

茨住吉神社の夏祭り



西区九条に茨住吉神社があります。江戸時代、九条島に新田が整えられた際、産土神として創祠されました。普段は結婚式やお宮参りに厳かな雰囲気ですが、7月の夏祭りでは九条一帯を神輿、獅子舞、傘踊りが街を練り歩き、祭り一色に包まれます。境内では参加者の親子を獅子舞の輪に入れて、健康を祈願する独特の習わしがあります。子供たちの亀甲太鼓も当神社ならではのものです。



2011年6月25日土曜日

西区の新しい商業施設



西区境川に「フォレオ大阪ドームシティ」がオープンしました。近辺には京セラドーム、九条モールがありますが、このショッピングセンターは低料金のスポーツクラブやボウリング場、カジュアルな飲食店が集合し、若い人が注目するスペースとなりそうです。各店舗はオープニングキャンペーンをはり、今後開店する所も大々的に宣伝し見逃せません。

2011年6月24日金曜日

通天閣も節電



今夏、全国的な節電が実践される中、大阪のシンボル通天閣も夜間のネオンが消灯されました。ネオン管の大部分を発光ダイオードに切り替える工事も進められ、完成すると消費電力は約半分になるそうです。次回の点灯は今秋10月28日になります。頂上の二段のネオンで九通りの天気予報を示していましたが、当分見られないのは残念ですね。



2011年6月23日木曜日

新撰組の旅所 萬福寺



松屋町筋に面する下寺町に萬福寺があります。当寺は、幕末、松平容保(たかもり)を京都守護職とし、治安にあたった警察部隊 新撰組の大阪駐屯時の旅宿として使われていました。新撰組は京都に本拠地がありましたが、将軍德川家茂(いえもち)の護衛と大坂の海岸線の防衛のために出張していたのです。現存の山門や庫裏は当時のもので往時を偲ぶことができます。



2011年5月25日水曜日

元気の源 豆乳



私事ですが、そろそろ体の手入れが必要になってきました。好き嫌いが多く、馴染みの豆腐屋さんから豆乳を勧められました。畑の肉と言われるように栄養豊富で、常時飲用すると糖尿病の予防、コレステロールの抑制、脂肪燃焼、ビフィズス菌の活性など良いことづくめのよう。一杯130円の豆乳から体質改善に努めています。皆さんもはじめてみませんか。



2011年5月23日月曜日

河村瑞賢によって築かれた安治川



九条島(西区九条)一帯は淀川の氾濫が度々ありました。そこで、1684年幕府は治水の専門家河村瑞賢に命じ、4年を費やして九条島を堀割り淀川の水を一直線に大阪湾に導きました。この川が今の安治川で、瑞賢の功績を称える紀功碑が国津橋にあります。西区安治川2丁目~川口3丁目の安治川左岸河川敷はボランティアにより美化活動が続けられています。



2011年5月22日日曜日

天王寺区坂巡り



坂のある町として神戸、長崎、函館が知られますが、天王寺区には真言坂、源聖寺坂、口縄坂、清水坂、愛染坂、天神坂、逢坂の天王寺七坂があります。この界隈は真田十勇士ゆかりの安居神社、名泉の玉出の滝、市内最古の木造建築の多宝塔がある愛染堂があり、大阪を代表する歴史散策路でもあります。夕陽丘の名の通り、夕景の名勝地でも有名です。



2011年4月27日水曜日

楽しみな市場での朝食



地下鉄大国町駅から徒歩2分のところに、大阪の台所を支える創業300年の木津市場があります。朝3時から全国の旬ものが大型トラックで搬入されます。買い手は主に飲食店の職人さんですが一般者も買えるので、明け方には食通たちで賑わいます。買い物も楽しいですが、市場内の大衆食堂での朝飯がおすすめです。特に貝汁は絶品です。



2011年4月26日火曜日

下町情緒溢れる八幡屋商店街



地下鉄中央線最寄りに八幡屋商店街があります。昨今は大型店舗の進出で商店街の活気がもう一つですが、威勢のいいかけ声が飛び交う同商店街はいまも主婦たちで賑わいます。ドーム型のロータリーでは夜市、ビール早の飲み大会などが不定期ながら催され、地域のコミュニティにも一役かっています。閉店間際の生鮮店では安く品物が買い求められます。

2011年4月23日土曜日

地元の公園にみる名も知れぬ花



春も半ばを過ぎ桜も葉桜となってしまいましたが、ここ浪速区立葉公園にはこんな見事な桜が今咲き誇っています。花弁は大ぶりで、あえて今の時期にその美しさを誇示しているようです。季節は移ろい、つつじ、あやめが咲きはじめ、ふじも薄い紫色に染まってきました。名も知れぬ公園には観賞用植物にはない、無垢な愛らしさを漂わせます。

2011年3月25日金曜日

大阪にもあった大津波


東北関東大震災の被害がいまだ治まりません。遠く離れた大阪ですが、過去に地震と津波が発生し、多くの犠牲者が出た事実を語るのが、大正橋東詰めの大地震両川口津波記です。
ここには、1707年10月4日と1854年6月14日の被害が詳しく記されています。今回の震災と同じく火災と川が逆流し村落を飲み込みました。日頃の防災訓練が大切と諭しています。

2011年3月24日木曜日

西区8小学校区のアート展


今、西区の中央図書館で、西区にある8小学校区域にお住まいの方が手掛けたアート展を開催しています。学校、地域、家庭が一体となって、人とのつながりを深めて、子供たちを育む教育コミュニティの一環です。手芸、物語の挿絵、クラフト、書道をはじめ、子供心を温かく包む気持ちが伝わってきます。最近の子供の図書館利用につながっているようです。

2011年3月21日月曜日

セミの抜け殻から環境を推測


これはなんだか分かりますか。昨年の2010年靫公園で拾ったセミの抜け殻です。内訳はクマゼミ13493、アブラゼミ18231、ニイニイゼミ2匹です。これは大阪市自然史博物館の学芸員の調査結果です。18年間の調査結果で、セミは暑い夏を利用して急に成長し、また自らがひからびるのを恐れ、猛暑の後年に多く発生する傾向があるようです。

2011年2月23日水曜日

バス停にも春の息吹


天気は春らしく三寒四温の様相をみせ、ようやく春らしくなってきました。巷でも、梅が咲き始め、主要道路の傍らも色とりどりに彩られています。ここは天満宮駅前のバス停です。冬の水仙と春の梅が咲き、季節の移ろいを感じさせる光景ですね。天満宮では、大盆梅展が催され、梅の芳香に包まれる中、梅干し、梅鉢、梅かまぼこなども売られていました。

2011年2月22日火曜日

浪速区は太鼓の名産地


JR芦原橋駅近くの浪速玉姫公園周辺は、太鼓の生産地として知られます。同駅の電話ボックスの屋根には太鼓が飾られ、バス停の椅子も太鼓をモチーフにし、伝統芸をアピールしています。面白いのは、毎時になると、玉姫公園で2体のからくり人形が現れ、太鼓集団「怒」の演奏が鳴り響きます。同公園は、太鼓づくりの名人 太鼓屋又兵衛の屋敷跡です。

2011年2月21日月曜日

益々面白くなった海遊館


夜の海遊館は幻想的なムードに溢れています。手前のオブジェは海遊館の人気者ジンベエザメです。さて、海遊館に西日本の水族館では初登場のアカハナグマが加わりました。トリッキーな動きで早くも人気者に。その他、海遊館入場+サンタマリアデイクルーズが700円お得の2900円で楽しめ、サントリーミュージアムの閉館後、益々注目を浴びてきました。

2011年1月25日火曜日

充実の大阪市営スポーツセンター


寒い日が続きますが、仕事帰りに市立のスポーツセンターでコンディションに気を付ける方が増えています。ビジターでも安く、マシントレーニングや水泳、施設によって社交ダンス、卓球、スケートなどを楽しめるのが人気のようです。疲れた体もマイペースの運動は疲労を和らげますので、この時期にこそ、気が向いたときにでも体を動かしませんか。

2011年1月23日日曜日

打てなくてもバットスウィングは快感


約8年ぶりにバットを振りました。10歳から野球を始めて、社会人になっても草野球をやっていましたが、このところの運動不足による体の切れはひどいものです。75スウィング中、当たったのがファールチップ2球だけでした。でも、バットスウィングは体の軸を鍛えるのに適した運動です。ひねりを利かしたストレッチ効果もあり、いい汗をかきました。

2011年1月22日土曜日

大塩平八郎終焉の地


政治腐敗による民衆の饑餓を救うため、1837年大塩は門人、農民たちと蜂起した大塩平八郎の乱は大阪市民に語り継がれています。乱の後、平八郎、格之助父子は、現・西区靱本町の靫油掛町の美吉家五郎兵衛宅に潜伏しましたが、同年3月27日幕府方に包囲され、父子は自害。その碑が天理教飾大分教会にあります。なお、墓は北区成正寺にあります。