2008年12月24日水曜日

クリスマスムード満点の中之島


熟塾という文化サークルのクリスマスパーテ
ィが大阪倶楽部でありました。花外楼さんの
お米を使った料理を食べながら食料自給率の
講演を聞いた後、水晶橋からライトアップさ
れたビル街を船上から眺める、ほたるまちま
でのナイトクルーズも楽しみました。中の島
ルネサンスの期間中の夜は、果たして不況の
中かと錯覚するほどの賑わいと幸せそうな皆
の笑顔にイブの夜を満喫しました。写真は田
蓑橋の大型サンタです。明日も17時から点
灯します。

2008年12月18日木曜日

一番気になる御堂筋彫刻


弊紙ウエブで連載していた御堂筋彫刻ギャラ
リーで御堂筋に面した彫刻に関心を持ってい
ただいた方もあったかと思います。久しぶり
に初冬の御堂筋を歩いて、印象に残ったのが、
この「二つに分断された人体」(ヘンリー・ム
ーア作 伊藤忠商事(株)寄贈)です。見方は様
々ですが、私は人間の肉体と精神のアンバラ
ンスさを悟らせようとの意図があるように思
いました。へそからの分断でなく、なぜ足な
のかと考えたり、彫刻と語る時も楽しいもの
です。

2008年12月16日火曜日

興味深く社会の問題を学べるこども文化センター


大阪市立こどもセンターで「教育力を問う-
社会人基礎力をはぐくむ」シンポジウムが
ありました。3部に分け、子供の学力とやる
気を引き出す実践例、ホンダ創業者本田宗一
郎の生き様、後悔しない家造りの講演でした。
中でも、子供の能力を伸ばすには、周辺の環
境整備、心と体の健康管理が大切との話に大
人にも共通すると実感。未来の宝ものである
子供の健全な養育を共に考える同センターは親
御さんの悩みを解決する勉強の場の一つです。

2008年12月12日金曜日

幻想的な中之島「光のルネサンス」


中之島の東西を光りで演出する「光のルネサ
ンス」が開催中です。例年の「御堂筋イルミ
ネーション」が規模縮小となった一方、中之
島界隈の近代建築と水都大阪の夜の美しさが
一層浮き彫りになった感があります。西は大
阪国際会議場、東はOAPまでの12カ所がラ
イトアップされ、土佐堀川、堂島川に沿って
の散策は絵はがきの世界に舞い込んだようで
す。大阪市役所前のノルウェーから贈られた
「愛と平和と友好のシンボル」ツリーが私は
印象的です。

2008年12月9日火曜日

柿ジャムが私の風邪予防食


九条南小学校の校庭になっていた渋柿です。
食べ盛りの子供は食べないのか、熟れ頃
に実っていました。一個拝借しようと辺り
を見廻すと監視カメラがあり断念。渋柿(干
柿)は太陽を一杯浴びビタミンCも豊富。
経験上、体を冷やすほど食べなければ風邪
の撃退食です。渋柿は焼酎であく抜きして、
ハチミツと水で煮れば柿ジャムが出来ます。
柿を見るたび、甘党の私に、祖母が九度山
に入り柿ジャムを作ってくれたのを思い出
します。


2008年12月8日月曜日

万一に備えて受講したい普通救命技能


救急車のタクシー代わりの利用が問題となっ
ています。大阪市は60台の救急車で急患を
搬送していますが、重傷者を優先するのが難
しいようです。この現状を知って、緊急時
の処し方を学ぶ普通救命の資格講習を受けま
した。患者の容態の判断、心停止の蘇生、A
EDの使い方が主な内容です。救急隊が到着
するまでの5分間の適切な手当が延命率を左
右します。この一次救急を身につけて自分も
相手も不安を軽減したいものです。受講は各
消防署まで。

2008年12月5日金曜日

子供の時から身につけたい正しいブラッシング


虫歯の日ではないですが、大阪市中央図書館
で大阪市学校歯科医師会による児童の歯と口
の健康ポスター展がありました。歯の健康だ
けでなく、すてきな笑顔にも白い歯は大切と
の標語を掲げた185点に今の子供たちは衛生
に気を遣っていると感じます。でも、磨きす
ぎは歯を摩耗させることもあるそうで、ブラッ
シングは正しい磨き方が必要と私の主治医は
いいます。私事ですが、T型フロス(歯垢取り)
とコンクールのうがい薬を併用しています。

2008年12月3日水曜日

音楽は疲れた心の処方箋


一足早いクリスマスコンサートを、りそな銀
行大阪本社地下ホールで楽しんで、疲れた心
に最高の処方箋は音楽と改めて実感しました。
堺筋の沿道企業が組織する「堺筋アメニティ
・ソサエティ」が企画した地域活性イベント
の一環で入場は無料。今日は、山中一平&河
内オンドリャーズの河内音頭とYOKO&FRI
ENDSのジャズが演奏されました。次回は12
月10日18時30分から同ホールでグスタボ・
ロメロのピアノコンサートがあります。

2008年12月2日火曜日

黄葉美しい御堂筋


心斎橋の側道から撮った御堂筋の銀杏です。
今がもっとも黄葉が美しい時期でしょう。
陽の高い時間は御堂筋がまぶしく輝き、「大
阪みどりの百選」より黄金ストリートがふ
さわしいくらいです。銀杏にとって気の毒
なのは、落ちた銀杏の実が独特の臭いを放
つので樹齢に達した木は雄株に植え替えら
れていることです。数々の恋歌に歌われる
御堂筋だけに、ビジネス街に安らぎを与え
る銀杏にも恋を語れる街づくりを望むとこ
ろです。

2008年12月1日月曜日

大正橋の津波被害記


大阪に地震が来ないと思いがちですが、かつ
て巨大地震が襲った事実を、大正橋にある「大
地震両川口津波記」が遺しています。碑には
1854年の6月14日と11月4日、1707年10
月4日に津波により大船が大破、溺死者多数
とあります。30年以内にマグニチュード8ク
ラスの南海地震と東南海地震が同時発生する
確率が50%といわれています。都市直下型地
震に比べ、津波の対策はあまり知られていな
いのが現状。対岸のドームが最大の避難場所
かも知れません。

2008年11月27日木曜日

美しい地球とロボット社会が実現する予感


美しい地球を取り戻すため、現代の科学の粋を
集めた環境シンポジウムがインテックス大阪で
明日まで開催中。今、私たちに課せられている
のはエネルギーの節約による二酸化炭素の削減
と資源の有効利用です。参加メーカーは、その
製品の性能をクイズ形式で説明するなど積極的
にアピール。環境と生活コストを長期的に考え
ると思い切った生活の切り替えも必要と思いま
した。一方、ロボット社会の一面も披露。果た
して、お好み焼きロボットは登場するでしょう
か。

2008年11月24日月曜日

健康祈願の他にも忙しい神農さん


虎の張り子で知られる神農祭りが11月22、
23日にありました。普段は製薬企業の多い
道修町もこの日ばかりは露店が並びお祭り
ムードにあふれていました。少彦名神社の
くすり資料館も解放され、虎の張り子が神
農さんの代名詞なのはコレラの流行時に虎
の頭骨を配合した丸薬が効果的だったのに
由来するからと知りました。健康祈願にご
利益があるそうですが、絵馬には合格祈願
や恋愛成就など願いは様々。大阪らしい神
事です。

2008年11月20日木曜日

あったかお鍋が明日の活力


御堂筋新聞の12月号を今週から街頭配布して
います。朝の8時から9時半まで心斎橋や本町
、淀屋橋で手にされた方もあるかと思います。
この3日間は寒く、職場に急ぐ方に素早く手渡
すのに手がかじかんで一苦労しました。でも、1
日の仕事を終えて、スタッフと暖かいお鍋を囲
むと明日の意欲がましてくるものです。今日は
オフィスで女性スタッフの愛情が一杯の水炊き
をいただきました。お蔭で、風邪もどこえやら。
次回は土日に新農さんの祭事に配ります。

2008年11月19日水曜日

梅田スカイビルのクリスマス


巷は一足早いクリスマスムードが漂ってきま
した。大人になってもサンタクロースが願い
を叶えてくれるロマンに胸が躍ります。この
27メートルもあるツリーは梅田スカイビルに
あります。11月14日~12月25日までドイ
ツクリスマスが開催され夕方5時になると幻
想的な光の世界に包まれます。ホットワイン
と手作りソーセージを食べながら、ここにし
かない手工芸品やリースをのぞいてみるのは
楽しいですよ。でも、ドイツにはサンタクロ
ースはいません。

2008年11月16日日曜日

風邪対策にうどんとしょうが湯


風邪のひきやすい季節です。インフルエンザ
の猛威が叫ばれていますが、暖かくして栄養
と睡眠を十分摂って免疫力をつけたいと思い
ます。今日、心斎橋の東急ハンズで昔から伝
えられている「しょうが湯」を飲んで風邪を
退散しようとの試飲がありました。東住吉の
漢方薬店の宣伝ですが、うどんとしょうが湯
で元気になろうというものです。早速、夕飯
で試してみて、今、体はポカポカ。大阪なら
ではの宣伝は面白さと理にかなっていると改め
て実感。

2008年11月11日火曜日

寒さに負けない元気な子供たち


立冬を過ぎ、一段と寒さがましてきましたが、
子供たちは元気いっぱい。ここは南堀江の高
台橋公園。学校帰りなのか、ランドセルをお
っ放りだしてブランコに夢中の風の中のやん
ちゃたち。二人乗りで一回転するほどの勢い
で漕ぐのは、わんぱくだった自分にもできな
かった芸当です。遊具の中でもブランコは危
険が伴いますが、達成感は格別なもの。遊び
場所が少なくなった都会の公園は体力と勇気
を養う場所。隣の壊れたブランコの修理が待
たれます。

2008年11月10日月曜日

土佐堀川沿いの彫刻群




御堂筋に面した彫刻は有名ですが、大阪市役
所西の土佐堀川沿いにある彫刻群をご存知で
しょうか。河川に沿ってバラが咲く静かな「
中之島緑道」には10体の彫刻が建ち、忙しい
ビジネスマンもここを通る時はホッとした表
情を見せています。微笑ましい「広場―鳩の
いる風景」(冨永敦也)、奇想天外な生きもの
の「十魚架」(天野裕夫)、母子愛が美しい「
陽だまりに遊ぶ」(藤木康成)をはじめ、目立
たないものの必見の芸術ロードです。



2008年11月6日木曜日

お寺は心のビタミン補給場所


私は宗教に深い関心はありませんが、お寺の
寛大な雰囲気が好きです。仕事に疲れた時、
境内の標語を読み新たな勇気をもらうことも
しばしば。北御堂さんによく行くのですが、
教区で学ぶ子供さんの書道や作文にはいつも
心が洗われます。掲示の「心が一つになった
運動会」や「わたしの家族と友達」を読むと
人様のお陰で自分があることに改めて気付か
されます。年代を超え、学ぶことの多いお寺
さんでゆっくりした時間を過ごしてみてはい
かがですか。

2008年11月5日水曜日

家康を震えあがらせた真田幸村


大坂夏・冬の陣で、敵方の家康をして勇猛果
敢な武将と言わしめた真田幸村の銅像が真田
山公園にあります。三途の川を渡る渡し賃の
六文銭を家紋に、決死の覚悟で挑んだ戦いぶ
りは語り種となっています。銅像の下には大
阪城の抜け道と言われる地下道がありますが、
避難坑でなく情報入手の為の秘密坑説が有力
です。情報戦を重視し、猿飛佐助、霧隠才蔵
ほか真田十勇士の伝説は歴史ファンの興味を
そそります。最期は一心寺前の安居神社で戦
死しました。

2008年11月3日月曜日

放送現場を見て増した番組の親近感


NHK大阪放送局で番組の編成の仕組みの公
開をみました。朝の連続テレビ小説「だんだ
ん」の実際のセットスタジオ、「わくわくスタ
ジオ」で自分の姿がテレビに映る体験、生放
送だった「聞かナ!しゃべらナ!」の他、バ
ラエティー生活笑百科」、「その時歴史が動い
た」などの放送現場を目の当たりにでき、番
組への親しみが一層湧いてきました。また、
ニュースやお天気キャスターの体験コーナー
もあり、メディアは視聴者との一体化の時代
と感じました。

2008年11月2日日曜日

京橋駅の爆撃被災者慰霊碑

ここはJR京橋駅南口にある「釈迦牟尼仏尊
像」です。昭和20年8月14日、終戦の前日
に大阪城内にあった陸軍造兵工廠がB29によ
る爆撃を4発受けました。その流れ弾の1ト
ン爆弾が雑踏の京橋駅に落ち、被爆者210名、
無縁仏は600名と伝えられています。当時の
生き地獄さながらの惨状を目撃した一市民が
弔った慰霊碑には今も千羽鶴の絶えることは
ありません。私もここを通るたび犠牲者に手
を合わせることにしています。

2008年11月1日土曜日

人馬一体で駆ける爽快感


抜けるような青空に誘われて自転車で鶴見緑
地に行きました。芝生で演奏する人あり、バ
ーベキューを楽しむ人あり、見ているだけで
幸せな気持ちになれるのは公園の素晴らしさ
です。今日、ひときわ人気のあったのが乗馬
でした。人馬一体で駆ける爽快感は私も体験
があります。車や二輪車のように思い通りに
いきませんが、とまどう自分の心を読んでか
格好良く疾走してくれたのを思い出しました。
生きものとのふれあいは生涯忘れないもので
す。

2008年10月30日木曜日

晩秋の公園


春は桜の名所で賑わう大阪厚生年金前の公園
も、晩秋は寂しげです。時々、モデルさんが
ブランコに揺られる場面の撮影が行われたり、
コンサート時に出店が並んだり、この公園な
らではの風情に赴きを感じさせる所です。片
隅に西区出身の百田宗治の「何もない庭」の
詩碑があります。「日がかげればなにもない庭
は寂しい。日さえ照ってゐれば万朶(ばんだ)
の花の咲きにほふ心地がする」とあります。
詩的な感傷に包まれる晩秋の公園が私は好きで
す。

2008年10月28日火曜日

靫公園は芸術の森


西区の靱公園は緑豊かな公園だけでなく、芸
術作品にも出会えるまさに都会のオアシスで
す。久しぶりに公園を抜けると、大阪市と大
阪彫刻家会議が主催の数十体のオブジェが林
の中に建っていました。「緑の浸食」「11面ク
ローン」「地殻」など、芸術家の創造力の世界
にしばし没頭してしまったほどです。お昼時
はベンチに座り、森林浴と芸術鑑賞でリフレ
ッシュする人で賑わっています。テニスコー
ト、噴水もあり疲れた時に訪ねてみてください。

2008年10月27日月曜日

疑似体験が最大の震災対策


最近、国内で地震活動が活発になってきました。関
西でも近い将来、東南海・南海地震が懸念されてい
ますね。備えあれば憂いなしで、日頃の天災対策が
不可欠です。私事ですが長屋住まいだった頃、類焼
で家屋の一部を失ったことがあります。災害を最小
限に抑えるため、阿倍野区の防災センターで地震・
緊急時の処し方を見学しました。消化器の使い方、
備蓄食料の確保、応急手当の基本を学び、予期せぬ
災害に対し、心の準備ができました。無料の予約で
M7の揺れ体験などがあり、是非訪れてほしい施設です。

2008年10月26日日曜日

本物を安く買うのがフリマの楽しさ


今日は島之内でフリーマーケットがありまし
た。ひやかしにのぞいてみましたが、結構良
い衣料品や食器類が驚くほど安い値段で売ら
れていました。買い求めたのは紳士ベスト、
折りたたみジャンプ傘、水中時計で計八百円。
販売者に聞いてみると、まとめ買いして使い
切れず、捨てるのがもったいないから売って
いるとのこと。もうけは二の次のようです。
流行は過ぎても質の良さで勝負するフリーマ
ーケットの楽しさを満喫しました。

2008年10月25日土曜日

阪神梅田駅の名物ジューススタンド




阪神電車の地下構内にフレッシュジュースの
おいしいスタンドがあります。朝7時の開
店と同時に、出勤前のサラリーマンでいっぱ
いになるほどの盛況です。私も梅田に行くと、
名物のミックスジュースの誘惑にかられてし
まいます。最近は小松菜ミックスや、レモン、
バナナヨーグルトなどもありますが、圧倒的
に人気なのは創業四十年来変わらぬミックス
ジュース。遠方からの出勤者にとっては朝食
代わりの朝の一杯なのかも知れません。



2008年10月24日金曜日

街中のオーダーメイドの家具工房


大阪天満宮界隈を自転車で走っていて、木の
香りに誘われて入ったのが「ハンサバサラ」
家具店でした。見学歓迎の看板があり2階に
上がると、大手家具店にない生活の臭いを感
じ、ソファにドカッと身をもたれてしまいまし
た。手作りの家具に安らぎを覚えるのは、生き
た木に職人が新たな生命の息吹を一ノミごとに
込めるからでしょうか。作業場が見える小さな
家具屋さんだからこそ、オーダーメイドしたい、
そんな温かみのある家具工房です。

2008年10月23日木曜日

移動の楽しみが増した新線の開通


京阪中之島線が開通して五日がたちました。夕
方のラッシュ時に、なにわ橋駅、大江橋駅、中
之島駅構内をのぞきましたが、まだ利用者は少
ないようでした。今の定期券がきれたらバスに
変わる交通手段として利用が増すかも知れませ
ん。各駅の構内は他線と比べて天井と壁面を木
でレイアウトしている為ぬくもりが感じられま
す。また、大江橋駅にはかつてあった九十の
蔵屋敷図が描かれ文化的な面も感じさせます。
新線のお蔭で市内の移動が楽しみになりました。

2008年10月20日月曜日

公園は都会の子供の探検場所 


夕方の公園はホットするひとときに包まれる
憩いの空間ですね。ここは扇町。プールや花
いっぱいの芝生があり、見覚えのあるやんち
ゃな子供が走り回っていました。今日は、キ
ッズプラザが休館日で、名物のキュービック
に遊ぶ子供たちはいませんでしたが、普段は
宙ぶらりんになったり、出口がわからなくな
って泣くなどちょっとした探検場所なのです。
都会にあって、冒険心をたくましくする公園
は、子供の成長に欠かせないのではないでし
ょうか。

2008年10月18日土曜日

遊び心から生まれる発明


今、中央図書館で大阪府生徒児童・教職員発
明くふう展が開催中です。リサイクル品を使
ったアイデア品は146点。捨てられていた
割り箸を組み合わせた収納箱、インスタント
ラーメンのカップを使った三味線など、どの
作品も再び生命の息吹を込められ喜んでいる
ように感じました。発明のきっかけは遊び心
から生まれると聞いたことがあります。この
発明くふう展に出品した子供たちが将来、新
しい未来を作る、そんな予感を感じさせるイ
ベントです。

2008年10月16日木曜日

住民目線の「ええはがき展」


1枚の絵はがきが旅心を誘う場合があります。
大阪なら大阪城、通天閣、海遊館といった所
でしょうか。既成にとらわれず、普通のまち
なかの風景で絵はがきを作って大阪をアピー
ルしようと新しい目線の「ええはがき展」が
大阪証券取引所ビル1階で開催中です。出品
者は「大阪絵はがき研究会」とe-横会のメン
バー。大阪を愛する一般の方々が東横堀界隈
を中心に、写真や絵のコメントを入れた自作
品です。埋もれた魅力の再発見に懐かしさを
感じます。

2008年10月11日土曜日

料理をひきたてるイタリアンハチミツ


健康食品の代表的なハチミツの試食会がホテ
ルグランヴィア大阪でありました。イタリア
はミエリツィアのイタリアンハチミツを使っ
て、ホテルシェフが料理したのをいただいた
のですが、白砂糖に比べ栄養価の高いハチミ
ツ料理は味に深みと香りが増すように感じま
した。産地によって独特の味が生まれるだけ
でなく、オレンジ、栗、ユーカリ、アカシア
など種類が豊富なのも特徴です。おいしさと
健康を気遣って甘みの主役として常食したい
一品です。

2008年10月9日木曜日

異文化を融合させた中国料理店


中国料理の東天紅OMM店がリニューアルし
ました。改装費はなんと5億円。一般営業は
10月11日からですが、一足早く料理を堪能
しました。広東・福建料理をベースにした1
00品に及ぶアラカルトメニューとディナー
コースは斬新で、20階からの眺めが一層味
を引き立てます。もう一つのお披露目はニュ
ーヨークのパーティ文化と日本のもてなしを
融合したウエディング。模擬結婚式も行われ、
異文化を融合した新生「東天紅」は天満の注
目スポットです。

2008年10月8日水曜日

求められる安全な登下校


人とのつきあいの大切さが問われている反面、
将来の宝物である子供たちに警告する気にな
る標語が小学校に貼られていました。
「知らない人について行きません」「連れてい
かれそうになったら大声で助けを求めます」
など5つの約束です。状況によりますが、人
を反射的に判断するのは難しい。児童にとっ
て登下校は人間観察の時間といえます。経験
豊富な年配者が児童を引率される登下校は最
高の学習機会と思います。

2008年10月7日火曜日

下水処理場に蘇る自然

此花区に下水道の汚泥を処理する舞洲スラッ
ジセンターがあります。このテーマパークの
ような施設内では、臭いもなく最新の汚泥処
理工程を見学できます。雨水や人家、事業所
から出る下水の泥を熱で溶かし、無害な土砂
にするのがここの仕事です。目を見張るのは、
施設の庭がきれいなこと。アセビ、ラベンダ
ー、ライラック、ヤマブキが植わり、野鳥も
訪れるのです。人家が無いだけに動植物にと
っては人工的な自然が安息地のようです。

2008年10月6日月曜日

花いっぱいの区役所は憩いの場所


自転車で移動していると季節感がよくわかり
ます。信号待ちでどこからか甘い芳香が漂っ
て来、においに誘われるとオレンジ色のキン
モクセイでした。街中でキレイな花に巡り会
える所は区役所でしょう。大阪市役所前のプ
ロムナード通りのパンジー、福島区役所前の
藤(春)は特に美しく感じます。市役所には
その地区の花が植えられ平野はワタ、西淀川
はさざんかが区花だそうです。動けない花は、
色と香りで自己主張しているのかもしれませ
ん。

2008年10月5日日曜日

子供は水遊びが大好き


雨が降るのに水鉄砲や水中カプセルで遊ぶ
子供たち。40年前の自分を思い出します。
ここは此花区の下水道科学館。雨水や生活
排水の浄化を紹介しています。この水も実
は排水を高度処理したもの。浄水場の川に
は魚も泳ぎ、まさに科学が造った自然公園
です。太閤殿下が引いた下水道のビデオや
3D映像、地球探検号に乗って世界の下水
道旅行もあり、無料で遊べる環境テーマパ
ークは家族の憩いの場でもあります。

2008年10月4日土曜日

味覚の一泊旅行にいきたい若狭路


若狭(福井県)は、飛鳥・奈良時代より宮廷
に食材を提供してきた御食(みけつ)国として知られて
います。その新鮮な海山の幸をマスコミに披
露する「若狭・みかたを語る会」がありまし
た。天然魚の刺身、クエ鍋、へしこ茶漬け、
フグのてっさ、コシヒカリのむすびなどを地
元の民宿の方が目の前で調理してくれました。
これから寒くなると若狭の味は際立ってきま
す。海を眺め、家庭的な民宿で海の幸を堪能
できる若狭路。この秋一泊の旅にお勧めのエ
リアです。

2008年10月1日水曜日

ハートマークが消えない不思議なカプチーノ


今日、西梅田のブリーゼブリーゼの一般招待
がありました。全店開業は10月3日。一階に、
全長12mのaboutoブリchのキャラ
クター人形が出迎え、大いに流行ると直観。
4階のエスプレッソ イリー「カフェ」でこ
んなハートをかたどったカプチーノがありま
した。カップのどこから飲んでもハートが壊
れない不思議さ。イリーが設立したコーヒー
大学で学んだバリステだけが淹れられるコー
ヒーの芸術で一息ついてみてはいかが。

2008年9月27日土曜日

飛鳥大仏と沙羅(さら)の木


現存する最古の仏像といわれる飛鳥大仏です。
2度の火災で赤銅色に焼け、当時のまま残っ
ているのは左耳、右手の指3本、顔の一部だ
けです。私がこの仏像が好きなのは、左右か
ら見る表情に違いがあるからです。右は険し
く、左は柔和に感じるのです。仏教の力で国
を治めようとした時代は遠い昔。敷地内に、
もののはかなさを象徴する沙羅の木があります。
平家物語の「沙羅双樹(そうじゅ)の花の色、盛者必衰の理(ことわり)」
の一文が掲げられ、時代の流れの必然を感じます。

2008年9月26日金曜日

無農薬野菜主体の韓国料理店


韓国料理のおいしさを知ってから足繁く通った
お店に東郵便局隣の「名月」があります。ここ
は、父が好きだった韓国料理を勉強しようと月
1回料理教室に通った思い出の店です。たまたま
お昼に行ったら今日が5周年でした。「あなた、
ちょっとやせたね」といわれ栄養満点の豚プル
コギトッパをオーダーし精をつけてきました。
この店の良さは、健康第一に考え無農薬野菜を
ふんだんに使っていること。石焼きピビンバ、
水豆腐、サムギョップサルは特におすすめです。



2008年9月25日木曜日

大阪うまれの「お好みバーガー」


無性にハンバーガーを食べたくなる時があり
ます。それも、大手フランチャイズ店のもの
でなく、店主が顔を見てから作るものに限り
ます。南船場に気になっていたお好みバーガ
ー華まる」に入ってみました。お好み屋のよ
うに鉄板で寒天をつなぎに入れた生地を焼き、
ねぎ玉、モダン、うめチキンなどを250円か
ら売っています。ギャル曽根が食べまくって
決める全国激うまご当地バーガーランキング
で2位となったらしく、なかなかの味でした。

2008年9月24日水曜日

無駄を省くとお金が貯まる!?


日常生活に無駄が多いと最近つくづく感じま
す。特に電気製品の使用です。日本のエネル
ギー自給率はわずか5%で、電気をおこすに
も石油が元になっています。ところで、「生き
生き地球館」で面白い省エネゲームがあります。
各電化製品を節約して使うと1年間にいくら
貯金できるかというもので、コンセントを外
しておくと待機電力を3700円、冷暖房の温度
設定で1840円になるそうです。お金の貯め方
は、無駄を省くのが近道のようです。

2008年9月23日火曜日

大阪通になる歴史の散歩道


大阪にまつわるブログを書く上で巷の教材と
なるのが、この歴史の散歩道の道標です。主
に史跡が多いですが、この道を辿ると時間が
ゆっくり流れるようです。コースは5エリア、
なんと227ヵ所もの大阪の今昔を知るスポッ
トがあります。佃(つくだ)煮を売り出した佃島、土木
に精通していた秀吉が引いた下水道が今も使わ
れている太閤下水、断酒の誓いを叶える一心寺
などあまり知られていない面に遭遇する楽しさ
がいっぱいです。半日で歩ける大阪再発見の旅は
いかがですか。

2008年9月19日金曜日

古代の飛鳥を彩るまんじゅしゃげ


秋の彼岸の今日、明日香村にまんじゅしゃげ
を見てきました。黄金色に実った稲穂に青い
空、そしてまんじゅしゃげの赤が飛鳥路を彩
っていました。見所は稲淵に至る道中の棚田
で、落陽時に見るここからの光景は絵に描い
たようです。バスで石舞台古墳、飛鳥寺、飛
鳥坐(います)神社をめぐり、懐石料理の「ひもろぎ」
で大和料理を堪能。飛鳥時代の100年間都が
置かれた明日香は古代の匂いが漂う地。深呼
吸して歩きたいこの秋のおすすめエリアです。

広がる太陽電池の利用場所


鶴見緑地公園駅の広場に太陽時計があります。
光吸収板が左官ゴテを吊り下げたようにも見
え、風に揺らぐ音が爽やかです。鶴見緑地公
園内に地球の自然やエネルギーについて紹介
する「いきいき地球館」があり、環境を守る
実用場面として、子供にも自然エネルギーの
大切さを知ってもらうよう、このようなオブ
ジェがあると思います。今、太陽電池は交差
点にあるマンホールの夜間点灯にも利用され、
隠れたところで新エネルギーが生かされてい
るのです。

2008年9月18日木曜日

愛が叶う愛染堂の霊水


上町台地には昔から名水が湧き出ることで知
られています。天王寺の七名水と呼ばれる「
玉出の滝」、四天王寺の「亀井」、「増井の清水」、
「安居の清水」をはじめ、陰陽師として活躍
した阿倍清明を祀る阿倍清明神社の「清浄水」、
すぐそばの「王子神社の水」などです。今は
地下水の汚染で手水(ちょうず)のみの使用のようですが、
この他に愛染坂にある愛染堂の「愛染めの霊
水」は私が飲んだ限りおいしいと感じました。
この水を飲めば愛が叶い、病が癒えると言わ
れています。

2008年9月17日水曜日

秀吉の茶室があった天下茶屋


西成区天下茶屋を通る紀州街道沿いに天下茶
屋跡があります。今は小さな広場ですが、か
つて豊臣秀吉が住吉大社参詣や堺に行く時、
立ち寄って茶の湯を楽しんだところです。戦
災前までは茶の湯に使った「恵(けい)水(すい)」井戸や茶
室、御殿があったそうで、現在は土蔵と見事
な楠が残るのみです。近くには茶聖・千利休
の師である武野紹(じょう)鴎(おう)が住んでいて、街道を挟
んだ天神の森天満宮には紹鴎社があります。
その名の通り、茶にゆかりある天下茶屋の一面でした。

2008年9月16日火曜日

南瓜(カボチャ)は商魂に効果あり


ちょっと盛りを過ぎましたが、夏野菜の南瓜
にゆかりある生(いく)根(ね)神社が西成区玉出にありま
す。この付近は、なにわ伝統野菜の「勝間(こつま)南
瓜」の産地で、同神社は冬至に行う「こつま
南瓜祭」で知られています。江戸時代の飢饉
にはこれを食べて飢えをしのぎ、またボケ封
じ、中風除けに効くと伝えられ、今なお年配
者のお参りが見られます。生根=商魂(しょうこん)と読め
ることから、商いにもご利益があるようです。
伝統野菜を食べて運気を上げたいものです。