2009年2月20日金曜日

江戸川乱歩の住居跡


地下鉄谷町線守口駅2番出口を上がった所に
江戸川乱歩の住居跡があります。私に本の楽
しさを教えてくれたのが乱歩の探偵小説「怪
人20面相」だっただけに、しばし住居前で
名場面を思い出しました。作品の多くがこの
2階で書かれました。名探偵明智小五郎がは
じめて登場する「D坂の殺人事件」もここで
世に出たそうです。借家だった住居は、今は
移転した医院跡で、壁に乱歩の簡単な紹介が
あるのみなのが残念です。

2009年2月19日木曜日

地下鉄駅のサービスマネージャー


久しぶりに地下鉄に乗ると乗り換えに困って
しまいます。そのとき素早くサポートしてく
れたのがサービスマネージャーでした。東梅
田・新大阪・心斎橋・天王寺・難波・梅田に
常駐し、料金、切符の買い方、行き先案内か
らあらゆるニーズに応対してくれています。
サービス介助士や応急手当普及員の資格も持っ
ているそうで、頼もしい限りです。お蔭で利
用者の乗車マナーもずいぶん良くなり、身近
な地下鉄を見直すきっかけになりました。

2009年2月17日火曜日

泉州のひな人形展


桃の節句も間近。一足早くひな人形を愛でる
花紀行の会に参加しました。地元のガイドさ
んの案内で泉佐野の旧新川家のひな人形、岸
和田藩主岡部家ゆかりの五風荘のひな人形展
を訪ね、泉州には日本に誇る町人文化が継承
されているのを初めて知りました。絢爛豪華
な装飾に感嘆するばかりですが、幼児の成長
を願った親心が込められているそうです。人
形の配置には時代の変遷の影響もあり、人形
が語るその時を創造するのも面白いと思います。

2009年2月14日土曜日

再び脚光を浴びる鯨肉




東心斎橋の割烹「湖月」で鯨料理を食べる会
がありました。鯨は日本では縄文時代から獲
っていた歴史があります。国際捕鯨委員会(IWC)
の鯨の保存と利用でなかなか口に入ること
が少なくなった鯨ですが、厳しい商業捕鯨枠
で食べられるようになっています。今日はミ
ンク鯨のハリハリ鍋、ベーコン、さえずり、
刺身を堪能しました。他の畜肉に比べビタミ
ンが豊富、かつ高タンパク、低カロリー、低
脂肪が特長で将来の食糧資源に脚光を浴びる
ことが期待されます。



2009年2月13日金曜日

お昼休みの「ちいさなちーさな音楽会」


内本町の音楽教室「ムジークシューレ」でお昼
休みの15分間開催する「ちいさなちーさな音
楽会」に行きました。今日は金子みすずの童謡
歌集より「星とたんぽぽ」「大漁」「つもった雪」
他7曲をプロのピアノとソプラノで奏してくれ
ました。ほのぼのとした詩に情景をイメージす
る歌声とピアノの音色に午前の疲れも癒されま
した。料金は200円でコーヒーとお菓子付き。
次回は2/26日12時30分~。ピアノソロの
ベネツィアのゴンドラの唄、春の詩。お楽しみ
に。

2009年2月10日火曜日

幕政の腐敗を改めようとした大塩平八郎


北区末広町の成正寺に大塩平八郎の墓があり
ます。平八郎は大阪出身の陽明学者で、「洗
心洞」塾で師弟を教えていました。1836年
の天明大飢饉のとき、米不足から人々を救済
しようとしましたが、町奉行所は聞き入れず
、自らの蔵書を売り難民を救いました。しか
し、奉行所はこれを売名行為として非難。一
方、奉行所は腐りきっていて米価のつり上げ
をおこないました。怒った平八郎は挙兵しま
したが失敗。44歳で火薬を使って自殺しまし
た。

2009年2月9日月曜日

春を感じた大阪城の梅林


ようやく大阪に春の息吹きが感じられました。
大阪城の梅林は平年より12日早く、早咲きの
梅が3~5分咲きといったところです。一望
すると、赤の梅が多いようで「緋の司」「黒雲
」「八重野梅」「南高」がひときわ存在感を示し
ていました。大阪城梅林は「難波津に咲くやこ
の花冬ごもり今を春べと咲くやこの花」という
古歌にも縁があり、大阪の花の名所として花の
公園第1号でもあります。92品種、約1150本
が咲き誇るのは今月中旬の模様でしょう。

2009年2月5日木曜日

再び脚光のロードレーサー自転車


少し前流行ったマウンテンバイクに代わって、
ロードレーサータイプの自転車が走るのを多
く見るようになりました。競輪車のように前
傾姿勢で疾走する様は格好いいものです。新
しい道路交通法で自転車通行帯のない歩道は
車道の左側を走るようになって、時間便は速
くて小回りのきくロードレーサータイプが大
活躍です。この車種の専門店も増え、この春、
スピード感と健康を楽しむ自転車のロードス
ポーツ再来が予想されます。

2009年2月3日火曜日

大切にしたい節分行事


今日は節分。明日からは旧暦の新年にあたる
立春です。「鬼は外、福は内」と豆まき、巻き
寿司の丸かじりを楽しんだ方も多いと思いま
す。この慣習もあまり見られなくなりました
が、巻き寿司の丸かじりは縁を切らない、福
を巻き込むといわれ、また、播いた豆を歳の
数だけ食べると丈夫になると伝えられます。
やはり古人の教えは貴重と思い、近所の大衆
食堂で節分メニューを食べました。店主によ
ると、巻き寿司の丸かじりは大阪が発祥だそ
うです。

2009年2月2日月曜日

寒い日はお粥で暖まろう


北御堂さんの近くにあるお粥専門店「ハッピ
ーコンジー」さんは寒い日のランチにおすす
めです。日本のお粥と違い、中華スープで具
を4時間煮込んだ香港スタイルで、しょうが、
黒ごま、とまと、白身魚、野菜、にら、豆乳、
とり団子、豚肉とピータンがあり、これに中
華揚げパン、ミニ豚まんがチョイス出来るヘ
ルシーメニューです。お粥もこのとおり大盛
りです。香港の醤油を好みで垂らすと、独特
の風味が増します。夜の中華単品も本場仕込
みです。

2009年2月1日日曜日

大阪会議を物語るレリーフ


明治維新後も、各藩の利害が対立していたの
を治めようと大阪会議が北浜で行われました。
このレリーフは会議に集った重鎮です。花外
楼さん隣のY'sピアの壁面に掲げられている
ものです。上段左から大久保利通、木戸孝允、
板垣退助、下段左が伊藤博文、井上馨です。
中央には三権分立 漸次立憲合意に至る(大
阪会議)と彫られ、歴史の転換期を伺わせて
います。なお、花外楼の名は会議の成功を込
めて木戸孝允が名付けたそうです。