2010年12月25日土曜日

大賑わいのドイツクリスマス


新梅田シティのワンダースペースでドイツクリスマスが大人気でした。強いビル風が吹く中、ドイツ風にホットワインとソーセージを楽しみながら、115年の歴史を持つメリーゴーランドやシンセサイザー奏者・健吉のライブにファミリーやカップルが興じていました。27㍍のツリーも26日で見納め。一寸淋しいですが、約40日間、異国情緒に包んでくれました。

2010年12月24日金曜日

なにわのシンボル通天閣


通天閣はなにわの喜怒哀楽を見続けてきたシンボルです。明治45年に落成、天に通じる歓楽街も対戦で大破。今の勇姿は昭和31年完成の2代目です。後のオイルショックで白黒塔の時期もありましたが、商店会、日立製作所、地元民の協力で、人情のまち新世界として復活しました。今なお漂う下町情緒が、若者の感性にも訴える、やはり大阪第一の顔でしょう。

2010年12月22日水曜日

大阪国際女子マラソンの折り返し地点


来年1月30日に大阪国際女子マラソンが開催されます。今年は20年ぶりにコースがかわり、グリコのゴールポーズ看板があるあたりの道頓堀南詰が折り返し地点となるようです。ランナーにとっては、励みになるのではと思います。先日、招待選手の原裕美子選手が4年ぶりの優勝を宣言していました。御堂筋がまた注目されることはうれしいですね。

2010年11月27日土曜日

夜景美しい大観覧車


天保山の大観覧車は高さ112,5㍍。六甲、生駒、関空までも見渡せる天覧スペース。私は高いところが苦手なので、観覧車付近のカラフルなこの場所を散策するのが好きです。今はクリスマス色に彩られて、4台限定のクリスマスキャビンや大阪まる見えをうたうシースルーキャビンがカップルに好評です。なお、観覧車の色は天気を表しています。

2010年11月25日木曜日

南海汐見橋線


南海高野線の支線、汐見橋線は汐見橋~芦原町~木津川~津守~西天下茶屋~岸里玉出を結んでいます。車両は1両編成。ダイヤは1日33本。阪神なんば線が開通してから利用者は増え1日乗客数は400人くらいと聞きます。汐見橋駅改札上に昭和30年代の観光図があり、未だにそれを掲示しているローカル色豊かな駅に懐かしさが漂っています。

2010年11月23日火曜日

早起きは三文の得


5月から朝日新聞の朝刊を配達して7ヶ月になります。経済的な補助にやっています。
元来、早起きには自信があり、この仕事を続けています。お蔭で体は一層丈夫になり、
万全の態勢で昼間の仕事に向かえます。毎朝顔を合わす人との雑談から違う世界のことを知り、また予備紙をもらい一足早く情報入手も出来ます。まさに早起きは三文の得です。

2010年11月21日日曜日

地味なボクシングの練習


元プロボクシングWBC世界ストロー級・世界ライトフライ王者井岡弘樹さんのジム(浪速区桜川)を見学しました。プロを目指す人から健康増進にと幅広い目的で汗を流していました。ストレッチから、シャドー、ミット練習が主体でしたが、獲物を追う鋭い眼に圧倒されました。ストイックを貫くボクシングは自分との戦いとトレーナーが教えてくれました。

2010年11月10日水曜日

難波神社と文楽


人形浄瑠璃・文楽座の開祖である植村文楽軒が、難波神社に小屋を建て、人形浄瑠璃を披露したのは1811(文化8年)でした。その後、九条に移転し文楽座とした頃、一方の人気がある彦六座が旗揚げしました。文楽座は御霊神社に移転し、ますます両者はしのぎを削ります。人形浄瑠璃は盛んになり技芸も向上し、明治の黄金時代をつくりました。

2010年10月28日木曜日

木津川市場に「太平の湯」がオープン


浪速区の木津川市場に「太平の湯」がオープンしました。市場の所から温泉が湧出するのは珍しく、泉質は炭酸泉。浸かると小さな気泡が新陳代謝を盛んにし、ヨーロッパでは炭酸泉を心臓の湯と呼ぶそうです。館内は岩盤浴をはじめ、6つの温泉房のほか、食事処、散髪所もあります。スーパー銭湯好きの方は是非入ってみてください。

2010年10月25日月曜日

北港ヨットハーバー


此花区に北港ヨットハーバーがあります。泉州育ちの私から見れば、同じそれでも淡輪ヨットハーバーに比べ漁師町の雰囲気はないものの、係留される格好いいヨットに魅了されます。北港は初心者にディンギーが人気で、風を味方にしようと奮闘する姿に、ハードなマリンスポーツの感をおぼえます。ここの夕景はすばらしく、陽が六甲に落ちる様は絶景です。

2010年10月23日土曜日

大阪の美しさを知るアクアライナー


水都大阪を満喫するに格好の乗り物は水上バスアクアライナーでしょう。天気の良い日は大川のきらめく水面を滑るようにはしり、天満橋上から見る乗客は上機嫌で手を振ってきます。周遊コースは淀屋橋港~八軒家浜~大阪城港~OAP港を60分で結びます。ベストシーズンは桜の時期ですが、水上から見る大阪は至る所に花が咲いているのを発見できます。

2010年10月22日金曜日

新世界の演歌師


新世界界隈には、定年で第一線を退いた熟年パワーが行き交う人を魅了します。その一人、泉敬三さん。タクシー運転手を終えた後、得意のギターをつまびいて懐かしの演歌を1曲100円で弾いてくれます。レパートリーは60曲。木曜日はじゃんじゃん横町の北口で、それ以外は通天閣下で17時半からはじめます。76歳とは思えない元気溢れるお方です。

2010年9月25日土曜日

スカイビルと噴水塔


梅田スカイビル周辺は都会の中でも季節感溢れるスペースです。緑豊かな中自然の森、里山は水の流れと秋虫の声を聞きながら散策するには今、絶好の季節です。また、9基ある噴水塔からの放水はここのダイナミックな演出です。晴れた日は飛沫が陽差しに映え虹が美しく架かることもあります。その場面をねらいましたが、今日はタイミングを逸しました。

2010年9月24日金曜日

タイガースの守護神 大江神社


夕陽丘の愛染院隣の大江神社は阪神タイガースの守護神的な存在としてトラファンに崇敬されている珍しい神社です。境内横に手作りの過去の熱戦譜が掲げられ、1985年、2003年の優勝時の記事が目を引きます。今年寅年は9月24日現在、優勝の可能性があり、熱心なファンが祈願に来ている場面もありました。CSに望みをつなぎ、関西に活気を期待したい。

2010年9月23日木曜日

商店街がトラックに変身


客足が遠のいて久しい商店街といわれますが、商魂たくましい大阪ではアイデアで地域の人を惹きつけています。その一つ港区の繁栄市場は通称「韋駄天商店街」と呼ばれ、秋分の日、早足自慢の男女が商店街を駆け抜ける100㍍タイムを競いました。優勝タイムは11秒09と韋駄天並み。夜店、歌謡ショーも行われ、この活気が明日につながることでしょう。

2010年9月22日水曜日

一心寺の仁王像


骨仏の寺として知られる天王寺の一心寺の山門に、大魔神のような青銅像が2体あります。平成7年から彫刻家・神部峰男により2年かけて作られました。左の阿形像は心の邪念を戒め、右の吽形像は世の乱れをにらんでいるといわれます。一般に寺にはいるには酒池肉林を戒めますが、同時は酒断の寺でも知られます。これほどにらみの利く仁王像は珍しい。

2010年9月1日水曜日

9月1日は防災の日


9月1日は防災の日。中央区役所では阪神大震災の大惨事を風化させないようビデオを上映していました。私にとっても、この時友人を亡くし見るに堪えませんでしたが、改めて不時の災禍への備えの必要を感じました。展示は簡易トイレ、非常食、救命道具一式が備えられ、各家庭でもこれらは備えた方が良いと思いました。展示は9月3日までです。

2010年8月31日火曜日

観賞用にしてはもったいない自家菜園


港区のある老人ホームの屋上に職員さんたちが手塩にかけて育てた自家菜園があり、見学しました。大人の顔ほどスイカやメロンがゴロゴロしており、食べ頃のゴーヤやトマトの他、いちぢく、ぶどうの実も色づき始めていました。旬の野菜や果物をどうされるのか聞いてみると、利用者さんの憩いの場として育てているとのこと。皆で召し上がってはいかがかしら。

2010年8月22日日曜日

南海ホークスギャラリー


昭和13年から63年まで大阪のプロ野球団として人気を誇った南海ホークスのギャラリーがなんばパークス8階にあります。初の監督兼プレーヤーの鶴岡一人、日本シリーズ4連投4連勝の杉浦忠など往年の選手のビデオも流れています。門田選手の2千本安打時のバットも展示されホークスファン必見です。なぜか、野村選手の紹介がないのが残念です。

2010年8月18日水曜日

まるで海の中の海遊館


海遊館の館内展示が工夫され、脚光を浴びています。以前に増して、スタッフが海獣のえさやりの説明をしたり、鮫やエイに触れるふれあいコーナーの設置などがされているからです。今や水族園、動物園は生態展示が当然となった感があります。生きものたちも自然体に近いのかのびのびした仕草を魅せてくれます。休日は家族の憩いの場のようです。

2010年7月28日水曜日

坂のある商店街


上町筋から松屋町筋までの東西約800㍍にかけて「空堀どーり商店街」「はいから通り商店街」「空堀商店街」が続いています。3つ合わせて通称谷町商店街とも呼ばれ、個性的な171店が並んでいます。谷町筋から西の「空堀どーり商店街」はややきつい坂道になってますが、傾斜をうまく利用して商っているのには、さすが大阪と感心してしまいます。

2010年7月27日火曜日

子供たちが選ぶ忘れられない1冊の本


大阪中央図書館では子供たちが本に親しんでもらう機会として「ワン ブック ワン オオサカ」の展示を行っています。全99点のそれぞれのお気に入りの本の感想文を自筆で紹介しているのが目を引きます。読んでみると本から創造力と表現力が養われているのが分かります。ちなみに私の少年時代の思い出のベストバウトは「古代への情熱」です。

2010年7月25日日曜日

三社神社の夏祭り


港区磯路にある三社神社の夏祭りは天神祭より先に行われます。初めて行きましたが、高津さんや生国魂さんより人手が多いのには驚きました。この祭りで印象的だったのは子供が付近の老人ホームを慰問すること。見事に獅子を舞い、お年寄りの頭を嚼んで長寿を祝うのです。世代を超えた交流こそ祭りの原点。お年寄りの笑顔が素敵でした。

2010年6月28日月曜日

存続して欲しい赤バス


一回100円で狭い生活路線を走る足として親しまれている赤バス。現在市内27路線を巡回し、高齢者の方が中心に買い物などに利用されています。しかし、採算面から廃止が検討されており、福祉面から今後の交通弱者の足の確保が課題となっています。利用者の一人の「自転車に乗れないので残して欲しい」の声が行政に届いてくれと願うばかりです。

2010年6月26日土曜日

オフィスビルに見る人工の美


一見、無味乾燥に見えるオフィス街のビルにも個性的な演出が見られるところがあります。この写真は、リッツカールトンホテル向いの梅田ダイビルのエントランスにある金属製の小川をモチーフにしたオブジェです。あたかも鯉が風車にむかって泳いでいるかのようで、涼しげな水の音が喧噪を和らげてくれます。人工の美は意外なところにあるものです。

2010年6月25日金曜日

鉄道のロマン溢れる交通科学館


一世風靡したブルートレインが引退してしまったことは鉄道ファンには淋しい限りです。鉄道は輸送だけでなく、旅のロマンを乗せてあこがれの地を訪ねる夢のある乗り物と言えるでしょう。その懐かしい実物の乗り物を展示した交通科学博物館はその時代の思い出の旅行を追想できます。昔の駅舎に居るとワクワクして時を忘れてしまいそうになります。

2010年5月24日月曜日

雨上がりのばら


北区ウエスティンホテルの外周に見事なバラが植えられています。黄色、ピンク、白のバラたちは私が一番きれいと競っているかのようです。著名な大阪のシティホテルのなかでも館内だけでなく、さりげなく花の癒しを提供してくれている気遣いがうれしく感じられます。近日、となりの中自然の森では6月4日頃から自然繁殖した蛍の放流も始まります。

2010年5月22日土曜日

現役の赤ポスト


懐かしい赤ポストが木津市場付近にありました。もちろん現役です。白ペンキで書かれた収集時間と所在地が何とか読み取れる具合で、赤ポストが設置された昭和24年モノとしたら61年の歴史があります。メール全盛の時代、手紙のやりとりは少なくなりましたが、明日23日は「文の日」。開ている口が、こちらに投函を呼びかけているように感じました。

2010年5月20日木曜日

木津川の開墾者 木津勘助


木津勘助は木津川を開削し、現在の大国町の開墾に当たった土木技術者です。1641年の飢饉の時、幕府の米を無断で苦しむ人に施し、不運にも島流しの罪にあったと伝えられます。大国主神社にはその功績を讃え、勘助の銅像がたっています。なお、墓は浪速区鴎町公園にあり、石碑には「橘はなくとも勘助橋はわたりますぞえいつまでも」とあります。

2010年4月27日火曜日

吹奏楽カフェ2010(港町リバープレイス)


港町リバープレイスで大阪市の高校音楽部の吹奏楽が有り、晴天のもと、21曲を演奏してくれました。この催しを知らずとも、高校生の真剣に奏でる音楽が風に乗って、界隈を歩く人で満員になりました。聴衆の前で演奏するのは手応えがあるのでしょう、時間を経るごとに音に躍動感が増し、こちらもとりはだがたつほどでした。再演が楽しみです。

2010年4月26日月曜日

吹奏楽カフェ2010(港町リバープレイス)

港町リバープレイスで大阪市の高校音楽部の吹奏楽が有り、晴天のもと、21曲を演奏してくれました。この催しを知らずとも、高校生の真剣に奏でる音楽が風に乗って、界隈を歩く人で満員になりました。聴衆の前で演奏するのは手応えがあるのでしょう、時間を経るごとに音に躍動感が増し、こちらもとりはだがたつほどでした。再演が楽しみです。

2010年4月19日月曜日

狭山の夕陽


朝陽に比べ夕陽の美しさは一日の勤めを終えたご褒美のように私には映り、好きな時間です。千葉の犬吠埼や島根の宍道湖、京都網野に沈む夕陽も美しいですが、やはり故郷のそれは郷愁をそそり、線香花火がついえるかのように湖面に落ちる夕陽に見とれてしまいます。沈んでは昇る力強さ、出直しの勇気を示してくれる狭山の夕陽は私の世界一です。

2010年4月13日火曜日

土佐稲荷神社の桜


桜のシーズンも大阪では峠を過ぎましたが、西区の土佐稲荷神社は長い期間桜を楽しめる穴場です。土佐藩士とフランス兵の殺傷事件に縁がある歴史からか、死者を悼むように桜の数が多いように思います。神社に併設して公園があり、元気な子供が酒宴に興じるサラリーマンと和やかに遊ぶ姿が見られるのもここならでは。今、つつじも咲き始めました。

2010年3月22日月曜日

九条のストリート演奏夫妻


ストリートミュージシャンたちからは、たくましい生き方を感じます。西区九条の商店街でほぼ毎日演奏する大野夫妻は、宮崎出身のプロ演奏者。「心の宅急便」を音楽に託し、福祉施設への出前演奏を始め、結婚式、入学・入社時の景気付けにも東奔西走しています。大阪をたつ前、東梅田のライブステーションFairyでライブ(6/20日)があるそうです。

2010年3月20日土曜日

お好み焼きはおやつか それともおかず?


ラジオを聴いていて面白い話しがありました。関東ではお好み焼きはおやつらしく、関西ではしっかりした食事と割り切っているようです。また、カップルでお好み焼きを食べると別れてしまう迷信がある一方、分け合うことで絆が強くなるという説もあるとか。道頓堀のあるお店をのぞいてみるとその光景はなく、大阪を満喫するスペシャルメニューの感がします。

2010年3月17日水曜日

関西一の早咲きの桜?


桜全線が北上してきました。3月10日には、高知市で観測史上タイの早さで桜の開花が発表されました。同じ日、梅田に行ったら駅ビル前で6分咲きほどの桜がありました。報道されませんが、おそらく関西では最も早いかと思われます。花見時期が話題になりますが、メジャーな所はともかく、浜寺公園はバラ園に沿う200㍍の桜並木は必見に値します。

2010年2月27日土曜日

今がピークの大阪城梅林


大阪城の梅林は今が見頃です。1.7ヘクタールの敷地に101種1271本の梅が、我こそが一番と咲き誇っているかのようです。道明寺や大阪天満宮に比べ
梅の香りはさほどではないですが、この規模だけに梅の迷路に入った錯覚を覚えます。ちなみにこの梅林は片桐且元の屋敷跡で市(いち)正曲(のかみくる)輪(わ)とも呼ばれています。

2010年2月22日月曜日

除痘館発祥の碑



江戸時代に恐れられていた疾病の天然痘がジェンナーの発明した牛痘の種痘で防がれたことは知られています。これによって緒方洪庵が大坂で種痘を作り同病の蔓延を防いだとの碑が、道修町は美々卯店の隣にあります。なお、1860年に天然痘の研究所の除痘館は現在の適塾南側に移転された歴史があります。

2010年2月10日水曜日

想像をかき立てる路線図


旅の楽しみには旅行、車窓風景などがあげられますが、私は時刻表や改札の路線図を見て想像の旅を楽しむことがあります。慣れ親しんだ南海電車は各駅に思い出があり、近く河内長野の観心寺の梅が見頃かと想像しています。通勤はともかく、休日に各停に乗車すると愛着がますのが電車。そして電鉄のフリーペーパーもタイムリーな旅の友です。

2010年2月3日水曜日

堂島薬師堂のお水汲み


キタの堂島アバンザに接する堂島薬師堂で節分法会がありました。お堂の前ではキタで働くお商売人やビジネスマンたちが、薬師寺から汲んできた「お香水」と堂島薬師堂の水を竹筒に注いでもらい厄払いを受けていました。19時頃から福男や鬼がほら貝を吹いて北新地を練り歩きながら豆をまき、またお店では入ってきた鬼に豆をまき、商売繁盛を願っていました。

2010年2月2日火曜日

土手に咲く3種の花


毎日通る港区は市岡の貨物線跡は様々な花が咲いていて好きなエリアです。これは土手に咲いている梅とバラと水仙をワンカットで撮ったものです。季節感が入り混じっていて面も白いですね。1月初旬まではなんとひまわりも咲いていました。ところで、明日は節分です。豆をまき年の数だけ食べると風をひかないとか。4日は立春。春は目の前です。

2010年2月1日月曜日

天保山の明治天皇行幸記念碑


大坂の交易港として早くから開けた天保山。江戸時代にはロシアの軍艦が通商条約を要求し、政府はその軍力の防備に砲台を築いた歴史があります。その面影を残すものとして公園内に、明治天皇行幸記念碑が建っています。今は歴史も埋もれてしまい、観光地になりましたが、大阪を代表する観光として外国人が時折その歴史をふり返る場面が見られます。

2010年1月25日月曜日

ワニガメの食事場面




天王寺動物園では動物のありのままの姿を見せる生態展示が人気を呼んでいます。水中を泳ぐカバや透明ガラスの目の前にいるライオンなどが見られます。中でも爬虫類館アイファー内のワニガメの食事場面は迫力があります。毎日職員が見せ場としてえさを与えるのですが、100㎏を超すカメが魚を丸呑みするどう猛さは野生本能を垣間見せてくれます。

2010年1月24日日曜日

一輪のタンポポ


大寒を過ぎても温かい日が続くこの頃。その陽気に誘われて城北公園を散策していたら、一輪だけタンポポが咲いていました。その可憐さの中にたくましさを覚え、しばし見とれるも摘む気にはなれませんでした。春の息吹が観じられるこの頃、一足早く希望を与えてくれたこの花。きっと根を広げ大輪を咲かせてくれるでしょう。花言葉は飾り気のなさ。

2010年1月20日水曜日

あみだ池伝説


西区北堀江の和光寺に了海和尚の伝承があります。了海は他宗教を批判しましたが、一方で飢饉に施米の慈善事業を施した僧として語り継がれています。1月号のなにわ人物誌に了海の記事がありますのでこのカリスマ僧の生き様をご覧下さい。なお、寺内のあみだ池から善光寺和尚が阿弥陀如来を持ち帰ったことから和光寺は善光寺と関わりがあるようです。

2010年1月16日土曜日

天保山から望むUSJ


船の航行の目印となる澪標(杭)は、難波の代名詞ともなっています。ここ天保山には川と海の境である「一之州」を一番として、そこから川上に向かって十本の澪標が建っていました。その一番の澪標は、上部の形から「鯖の尾」と呼ばれ、難波第一の景観と親しまれたそうです。今、天保山を代表する景観は遊覧船とUSJを望む場面かも知れません。

2010年1月8日金曜日

大阪城の日本庭園


大阪城の南側に日本庭園があります。ここを散策する人は少ないですが、池に映った城が対称的で美しい姿を見せてくれます。庭園は昭和6年、城の復興時に東にあった紀州御殿を整備したものです。なお、天守閣周辺は役目を終えた重厚な市立博物館や城内の米蔵、石垣に使われなかった残念石などがあり、視点を変えた城めぐりもおすすめです。