2008年3月31日月曜日

夕陽丘にみる変わらぬ大阪

谷町筋から松屋町筋以南に夕陽丘というエリアがあり、歴史的景観に大阪七坂が知られています。その一つ、雨に濡れる源聖寺坂です。付近には、大阪に縁故ある近松門左衛門や麻田剛立を偲ぶ場所があり、この坂町を歩くと、時代を越えた懐かしい大阪版夕陽丘三丁目にタイムスリップできます。

2008年3月29日土曜日

天王寺公園で過ごす春の一日

陽気に誘われて久しぶりに天王寺を歩きました。市立美術館で水彩画展を観た後、天王寺公園内の桜咲く恵沢園、茶臼山を散策、温室植物園、映像館にも足を延ばしました。公園入園料百五十円で市内の自然と文化施設を楽しめるとは知りませんでした。おすすめしたい市内観光スポットです。

2008年3月27日木曜日

魅力一杯の湊町リバープレイス

湊町リバープレイスは、なんばから新しい音楽を誕生させ、若手ミュージシャンの育つ場所にしようと年間二百回以上のコンサートが開催されています。今、ここで活躍したミュージシャンのパネル展を開いています。音楽好きの方は足を運んでみてください。その他、3月30日は湊町ストリートライブ、フリーマーケットのイベントもあり、西なんばエリアのホットスペースてして注目したいところです。それから、ここの桟橋から見る夕日は本当に美しいです。

2008年3月26日水曜日

何時もと違う目線で見る道頓堀

夜7時の道頓堀から就航する「とんぼりリバークルーズ」の場面です。ドンキホーテ前から日本橋、湊町リバープレイス間を20分間運航、添乗員の大阪弁で語る観光案内と乗船客からの質問に応えるアドリブが楽しく、終始笑いが絶えませんでした。川面から見る道頓堀は新しい発見がありますよ。

2008年3月25日火曜日

レトロな味わいのある三休橋筋

大阪中央公会堂から長堀通りまでの南北筋を三休橋筋といいます。御堂筋のシンボルが銀杏なら三休橋筋は栴檀の木です。今、三休橋筋を綺麗な通りにして人が気持ちよく歩けるようにと、栴檀の木を両サイドに植え、さらにガス灯を点しています。初夏、青紫色の花を円錐状に咲かす栴檀の木と重要文化財がガス灯に浮かび上がる場面は幻想的なことでしょう。写真は、三休橋筋を代表的する綿業会館館と沿道のガス灯を撮りました。

2008年3月22日土曜日

堺筋にみつけた和みのワインバー

堺筋には、宣伝しないものの個性的なお店が多いグルメエリアです。例えば、料理を美味しくいただくのに、リクエスト曲をピアノライブの演奏で楽しみませてくれたりします。今日行ったワインバー「鴻ろ館」がその一つです。特別ルートで入るワインを傾けながら、ショパンの「幻想即興曲」や「イフ ウイ ホールド オントゥギャザー」、「誰かが私を見つめている」を聴きました。
たまには、気の置けない友と心をオープンにして語るにふさわしい場所と思いしたためました。

2008年3月19日水曜日

オフィス街にみるビューポイント

中央公会堂前の栴檀木橋から見た水晶橋夜景です。堂島川の鏡のような川面に映るオフィス街が水墨画のようです。この場所は朝に東の生駒山から昇る朝日、西に沈む落陽が知られざるビューポイントです。一度足を運んでみてください。

2008年3月18日火曜日

ビル群に彩り添える早い咲き桜

大阪地下街から上がったビル群の中で見た桜です。自転車で市内を走り回ってますが、この桜がもっとも早咲きかと思います。もうすぐ、大阪城や高津宮、土佐稲荷神社、天満橋などの桜の名所が見事な花絵巻を見せてくれるのが楽しみですね。名の知れたところより、人知れず咲く花に孤独な美しさを感じますがあなたはどうですか。

2008年3月17日月曜日

5分間のオペラハウス

このパイプオルガンはハービス大阪2階にあります。1920年代にアメリカで開発されたオルガンの一種で、無声映画時代、劇場で映像に合わせる伴奏楽器だったものです。その美しい音色をサマータイムやジュピターで聴くことができます。演奏時間は土曜を除く11時、12時、15時、18時、19時55分の5分間。たかがつかの間といえ、まさにオペラハウスさながらの臨場感です。

2008年3月14日金曜日

三輪自転車のおいしい菓子屋さん

今日はホワイトデー。何にしようかとお店を物色していたところ、三輪自転車でお菓子を売っている元気なお兄さんがいました。初めてなのでクッキーを試食すると、なかなかの味。ホワイトデー用のあん入りまんじゅうは人気で最後の一つを買い、女性たちと菓子談議に花が咲きました。ところで、このお店は自転車販売が評判で本町に店を構えたとか。いろんな商品がありますが、私はクッキーが一番好きです。

2008年3月12日水曜日

図書館は知識の宝庫

何か知りたい時あなたはどうしますか。手っ取り早い、やはりインターネットでしょうね。でも、通り一遍の情報しか得られない残念さがあります。そんな時、図書館の新聞マイクロフィルムをあたってみると新たな発見がきっとありますよ。ネタに詰まった時、ヒントを探す時、頼りになるのが無料で使える身近な図書館です。

2008年3月11日火曜日

大阪の食材にこだわった、なんばオリエンタルホテルの和ぎ「なぎ」でしゃぶしゃぶをいただきました。大阪の食材とは、肉は羽曳野産梅酒の搾り梅で育った梅ビーフと泉佐野産のブランド豚「犬鳴山ポーク」、野菜は大阪伝統野菜16種の旬のものを使います。ちょっと変わった食べ方がうまさを引き出す味噌で、野菜を肉で巻いて軽く湯で泳がすと味に深みが増すのです。四月から上記メニューが始まります。

2008年3月10日月曜日

懐かしいガス灯のともしび

夜のオフィス街は昼間と対象的に犬の子一匹いない無人地帯と化す時間が生じます。目にするのは残業なのか無機的な白い蛍光灯、酔っ払いを乗せたタクシーくらい。そんな中、つかの間のあたたみを感じるのが、このガス灯です。大阪ガス北側に3基燈っています。帰りが遅くなる時、ちょっと道を変えるだけで気が紛れることもあります。

2008年3月9日日曜日

ペット屋さんの前で思うこと

私は動物が好きですがペット屋さんの前に来ると複雑な心境になります。
生まれた時から檻の中に入れられ売れるまで自由がないのですから。特に哺乳類の子供の綺麗な目の奥に寂しさの色を見ます。早く心ある人に買われたらいいなといつも思います。

2008年3月8日土曜日

心洗われる水のカーテン

街に春の色彩が目立つようになりました。春のテーマは何だろうと今日は水に注目しました。久しぶりに実家に寄る途中、たまたま狭山池博物館で写真家津田ようすけの水の写真展がありました。苔むす四万十川源流や朝霧立つ野尻湖のショットに春の躍動感を感じました。ところで、同博物館は安藤忠雄の代表的な設計の一つで、この水のカーテンの中を歩くと心洗われますよ。水の音は雑念を洗い流してくれます。

2008年3月7日金曜日

経営の神様から学ぶこと

今日は松下電器の創業九十年にあたります。創業者松下幸之助は小学校四年で中退し、火鉢屋で奉公後、11才の時、自転車店の小僧になりました。ここでの経験をもとに「これからは電気の時代」と自転車用ランプを改良し、福島区で独立しました。経営の神様と言われ、その哲学は創意工夫と人づくりの実践にあるように思います。福島区大開の公園に松下幸之助の言葉「道」の碑文があります。企業不祥事が多い今、経営の神様から学ぶことがあるのではないでしょうか。

2008年3月6日木曜日

夜10時の堺筋

人の往来の多い道頓堀東側の堺筋。夜10時を過ぎるとタクシーでいっぱい。5車線の内3車線を埋めることもしばしば。歩道を見ても自転車がぎっしり。危険を承知で車道を走ることが多いですが、さすがタクシー運転手、自転車が通る間隔を開けてくれているのでスイスイ走れます。真似をしろと言いませんが、大阪の道路事情を知るタクシー運転手の無言の心配りだと走る度に思います。

2008年3月5日水曜日

史跡にみる淀屋橋の面白み

オフィス街淀屋橋に医学、蘭学、教育の分野に貢献した緒方洪庵の開いた適塾があります。館内は、天然痘根絶に心血を注いだ洪庵の足跡や、塾生だった福沢諭吉、大村益次郎らの勉強ぶりを知ることができます。歴史上有名な人物に縁故ある淀屋橋の一面を垣間見ました。

2008年3月3日月曜日

食都香港への誘い

香港政府観光の会合がリッツカールトンでありました。ユネスコ世界遺産やショッピング、主要観光地の最新情報について当然話しが弾みましたが、当ホテル桃華のクー料理長の予期せぬクッキングメニュー「豚肉のさんざしソースと蟹肉入り揚げワンタン」にもっとも香港を身近に感じました。やはり、香港を知るには食から入るのが一番。

2008年3月2日日曜日

気になるお寺の標語

北御堂さんで含蓄ある標語がありました。幸せの道と題して、「仕事か遊びか、心か形か。何に喜びを感じるかによって、その人の生き方が分れる。仏前に掌を合わす喜びを知る人は浄らかな幸せ道のを歩む」と。信心はともかく、何かを気付かせてくれるテーマだと思います。

2008年3月1日土曜日

天満の子守唄

京阪天満橋駅の対岸の公園に天満の子守唄の歌碑があります。この場所にあった青物市場から、大根を船積みする場面を歌にして子供を寝かしつけたのが語り継がれています。