江戸時代、日本は世界有数の銅の産出国でした。中でも大阪は銅精錬の中心地で、長堀(今の末吉橋南)にあった日本最大の住友銅吹所は全国の1/3の銅製品を生産していました。銅純度は99、9%と高く、特に「南蛮吹き」といわれる銀と銅を分離する技術は世界水準だったそうです。現在は、跡地に三井住友銀行が建ち、銅版の顕彰碑が当時の様子を伝えます。大阪歴史博物館に、住友銅吹所の復元模型と出土遺物が展示されています。
コメントを投稿
0 件のコメント:
コメントを投稿